いわゆる「青パト」を車検切れのまま使っていたとして、熊本県玉名市が陳謝しました。

「青パト」は国の認可の下、青色の回転灯などを付け、地域で防犯パトロールなどを行う車両です。玉名市では公用車として、子どもの下校時の見守り活動や地域の防犯パトロールなどに5台の「青パト」を使用していました。

玉名市が使用している他の「青パト」4台のうち2台

玉名市によりますと、このうち軽貨物車タイプの1台について、今年8月29日に車検が切れていたにも関わらず、誰も気付かないまま、10月30日までの9日間に市民10人がパトロール活動などに使っていました。

11月5日に国土交通省から車検期間の確認を求める通知が市役所に届き、車検切れが判明しました。

この車は2008年7月から使われ、主に岱明(たいめい)地区のPTAや玉名市青少年センターの補導員などが運転していて、車検が切れた後に348キロを走りましたが、事故は起きておらず、車の異常もなかったということです。