「冬姫」誕生のきっかけはクリスマスや正月商戦
(地域商社曲辰 矢野 弘之常務取締役)
「できるだけ商品付加価値を高めて農家の所得向上に努めていきたい」
「冬姫」開発の目的は、地元農家の所得向上でした。矢野さんは元々、鳥取でスーパーを経営していた流通のプロ。農産物に付加価値をつける方法を考えました。
(地域商社曲辰 矢野 弘之常務取締役)
「ブドウは冬になるとアメリカ産の輸入物しかなくなってくるんですね」

クリスマスや正月商戦を前に、国産ブドウが品薄になることに目をつけた矢野さん。以前から付き合いがあったという、技術の普及に取り組む鳥取の氷温協会からノウハウを学び、1年がかりで「冬姫」を開発したといいます。
(地域商社曲辰 矢野 弘之常務取締役)
「『わしのブドウが冬姫になったか』と喜んでいただいておりますし、ウチのほうでもしっかり高く買わせていただけるよう、がんばっていくから、ということでかえしていきたい」
クリスマスや正月に旬の味わいが楽しめる、氷温貯蔵のシャインマスカット「冬姫」。今年はインターネットを中心に12月1日に販売開始です。