カツオのような風味が豊かな出汁が出る葉物野菜、「かつお菜」の収穫が宮城県東松島市で最盛期を迎えています。
「かつお菜」は、主に福岡県で栽培され風味豊かな出汁が出る正月の雑煮に欠かせない縁起物の野菜です。

石巻市の農家、石原慶太さんは、県内では馴染みの薄い全国の伝統野菜を広めようと、去年から東松島市で「かつお菜」の栽培を始め、いま、出荷の最盛期を迎えています。鍋料理や煮物、みそ汁など加熱する料理におすすめだということです。
農家 石原慶太さん:
「(かつお菜は)福岡県以外では全然知られていない。栄養もカルシウムがかなり多く、出汁の成分であるアミノ酸が非常に多く含まれている野菜。健康にも良いのではないか」

「かつお菜」は、1トンを目標に来年1月上旬まで収穫が続く見通しです。

「いしのまき元気いちば」などで買い求めることができます。3枚入り、税込み216円。