選挙期間中のSNSが、明暗を分けたともされる兵庫県知事選。出直し選挙で、再選を果たした斎藤元彦前知事。当初、厳しい戦いが予想されていましたが、一体、何が起きていたのでしょうか。(11月18日に放送された内容です)

失職から約50日…再び知事に

17日間の選挙戦。こんな変化があったといいます。

前兵庫県知事 斎藤元彦氏
「3キロ痩せました。政治家のみなさんが食事に行くシーンをSNSにあげているけど、私からするとそんな余裕ない。この十何日間は、すべておにぎりで済ませていた」

県職員らへのパワハラなどの疑惑を告発された、斎藤元彦前兵庫県知事。失職からおよそ50日で兵庫県庁に舞い戻ることになりました。

2024年11月17日放送の開票特番では、午後8時の投票締め切りと同時に斎藤元彦氏の当選確実が発表されました。

斎藤氏の事務所スタッフ
「神戸新聞、斎藤元彦さん当確出ました!」

7人が乱立した兵庫県知事選。前尼崎市長の稲村氏らをおさえ、約110万票を獲得した斎藤前知事が再選を果たしました。

斎藤元彦 氏
「本当にこの選挙戦は1人からのスタートでした。多くの皆様のご支援、ここまで本当に広がるとは、本当に正直思ってなかったのも事実です。本当にありがとうございます」