通勤や通学などで長野駅を利用する方は、見かけたことがあるかもしれません。
人間にとっては“やっかいもの”の群れが今年も現れました。


午後5時のJR長野駅。

上空に舞う黒い影。

カラスです。

小口記者:
「JR長野駅前です、建物の上部にはカラスが群れをなして止まっています」

「カアカア」


夕暮れどきになると、郊外から集まってきて、ビルや看板の上に集結。

そして、あたりが暗くなると…


線路の架線に止まって羽を休め始めました。

すぐ下を列車が通っても…

全く動じません。

どうやらここが、ねぐらとなっているようです。

街の人は…

女性:
「気持ち悪いわね、カラスは」
「カラスだけが増えてね、スズメがいないのそれが寂しい」
女性:
「群がってる」
「不吉…だなって思います」
女性:
「怖いです」
「フンとかするじゃないですか、歩いている時とか匂ってきたりとか、ゴミとかあさるので、いるだけで嫌ですね」

大きな迷惑となっているのがこの問題。


線路脇の道路には、あちらこちらにカラスのフンが。

飲食店やホテルが並ぶ、この通りでは、数年前からフン害に悩まされています。

ホテルの担当者:
「電柱の周りだとかはかなりフンが多いようなかたち」
「ちょっと対応しきれないですけど正直、こういったところは水をまいたり磨いたりして対応はしています」
「カラスはいないほうが我々としては助かりますよね…」