子どもの首がブラインドの「ひも」にひっかかり低酸素状態になった事例があったとして、国民生活センターが注意を呼び掛けています。

国民生活センターによりますと、報告された事例は、2歳の子どもの首がブラインドの「ひも」に引っ掛かり、足が浮いた状態でいるのを保護者が発見。子どもは低酸素状態となり、病院に行ったが幸い治療には至らずに済んだということです。

「ひも」は高い位置で結んでいたということですが、椅子にのぼって「ひも」を手に取り、首に引っかかって落ちたとみられるとしています。

亡くなった子どもも

消費者庁のホームページでも同様の事例が紹介されています。

「ロールカーテンのひもが幼児の首に引っ掛かった状態で発見され、病院に救急搬送された。その後、搬送先の病院で死亡した。」(3歳)

「自宅の居間で、子どもの首にブラインドカーテンのひもが引っ掛かり足が床から浮いているのを保護者が見つけ、救急搬送されたが、搬送先の病院で死亡した。ひもの下端は子どもの首に掛からない高さにあったが、窓の近くに置いてあるソファの背もたれに乗れば首が引っ掛かる高さだった。」(3歳)