長崎県大村市に住む20代の男性が、自転車の酒気帯び運転の疑いで書類送検されました。長崎県内では初めての検挙です。

書類送検されたのは、長崎県大村市に住む26歳の会社員の男性です。警察によりますと、男性は今月2日の午前0時前、飲食店から自宅に帰る際、酒を飲んだ状態で自転車を運転した疑いが持たれています。

警察では、男性が無灯火で運転していたため注意しようと声をかけたところ、酒のにおいがしたことから検査を実施、基準値を超えるアルコールが検出されたため、自転車の酒気帯び運転の疑いで15日書類送検しました。男性は容疑を認めているということです。

11月1日の道路交通法改正で自転車運転中の「酒気帯び運転」が新たに罰則の対象となり、3年以下の懲役または50万円以下の罰金が課せられるようになりました。自転車の酒気帯び運転で書類送検されたのは長崎県内ではこれが初めてです。