地域航空会社=トキエアが導入を予定していた航空機が開発中止です。
トキエアは佐渡空港と新潟や東京を結ぶ路線の就航を目指していて、フランスの航空機メーカー「ATR」社の新型小型機を導入する予定でした。

しかし、「ATR」社は14日、ホームページで開発中止を発表。

理由について、「市場調査とサプライチェーンの緊張が長引く状況を踏まえ、現行製品の強化に注力することにした」としています。

トキエアはこの機種について滑走路が890メートルと短い佐渡空港でも離着陸できるとして将来的な導入を想定していましたが、まずは来月初め頃に調達可能な別の機種の使用をもともと計画していました。

トキエアの長谷川政樹 社長は「短期的な計画に変更はなく、今後も1つ1つ課題をクリアして就航を目指したい」としています。
