宮崎市で男子ゴルフツアーダンロップフェニックストーナメントがきょう開幕しました。松山英樹選手のほか日章学園高校出身の香妻陣一朗選手と小浦和也選手は首位と2打差の8位タイと好スタートを切りました。

(高橋美苑キャスター)「いよいよ開幕したダンロップフェニックストーナメントトッププロのプレーを一目見ようと会場には多くのギャラリーが集まっています。」

今年で51回目を迎えるダンロップフェニックストーナメント。国内外のトッププロ84人が参戦した今回の大会、最も注目を集めた組が…。

(ギャラリー)「東京からきました。松山英樹選手と松山茉生選手を見たい」「松山英樹選手と石川遼選手(を見に来た)」

今年のパリオリンピックで日本男子ゴルフ界史上初の銅メダルを獲得した松山英樹と先週、ツアー通算20勝目をあげた石川遼。

それに史上最年少で日本アマチュア選手権を制した松山茉生です。

2018年以来、6年ぶりに同じ組となった松山と石川。

10年ぶりの優勝を目指す松山は10番・パー4でいきなりバーディチャンス。

ここをしっかり沈め、笑顔を見せます。

続く、18番・パー5ではイーグルトライが惜しくもそれますが、丁寧に沈めてこの日3つ目のバーディ。松山は首位と2打差の4アンダー8位タイで初日を終えました。

(松山英樹選手)「昨年に引き続きたくさんの方が来てくれてすごくうれしかったし、(あすも)少しでも良いプレーができるように頑張りたいと思う」

続いて宮崎県関係です。

日章学園高校出身の香妻陣一朗は5番・パー4で2打目をピン横4メートルにつけると…きょう1つ目のバーディを奪います。

続く6番・パー3でも安定感のあるパットで連続バーディ!

松山と並び8位タイにつけました。

(日章学園高校出身・香妻陣一朗 選手)「地元の方も来てくれたり顔なじみの方も見えたのでいいプレーができた。あすも落ち着いてきょうのようなプレーをしていけば自ずと優勝争いできるんじゃないかと思うのであすも落ち着いてプレーしたい」

そして、宮崎市田野町出身の小浦和也。

13番・パー4の2打目。ピン奥、3メートルにつけると落ちついてパットを沈めバーディーを奪います。
その後、17番でもバーディーチャンスを作りますがここはパーセーブ。

小浦も4アンダー、8位タイとなっています。

(宮崎市田野町出身・小浦和也選手)「いろんな方に来てもらい大きな声で『ナイス』と言ってもらいすごく力になった。チャンスホールは13番かなとバーディが欲しかったので気持ちで入った。決勝ラウンドをいいところで回れるように頑張ります」

6アンダーで単独トップに立ったのは佐藤大平選手。

ディフェンディングチャンピオンの杉浦悠太選手は1アンダーで36位タイです。

一方、先週ツアー通算20勝目を挙げた石川遼選手はイーブンパーで48位タイとなっています。

賞金総額2億円、優勝賞金4000万円をかけたダンロップフェニックストーナメントは今月17日まで熱戦が繰り広げられます。