検察:
「きっかけは」

実姉:
「敦子が、敦子の母の医療費を直哉の実母に請求したことがきっかけ。『直哉の実母の言動が母のストレスになった』などと言ったらしい。当時敦子と付き合っていた男性が、『金を稼ぐには売春が手っ取り早い』と言ったので、直哉の実母は売春を始めた」

検察:
「売春を手伝っていたあなたの役割は」

実姉:
「2010年頃から直哉の実母に代わり、出会い系サイトで売春の相手を探していた。自分にも小さい子供がいて生活に困窮していた」

検察:
「実母の稼ぎのノルマは誰が決めていたのか」

実姉:
「敦子と自分が話し合って決めていた。ただ、ほとんどは敦子が『このくらいの金額で』と決めていた」

検察:
「実母がノルマを達成できないときは」

実姉:
「実母はその場にいる人から暴行を受けたり、罵詈雑言を浴びせられたりする。私をはじめ敦子、直哉、隆一さんの長男、元夫など」