2019年の台風19号の豪雨で被害を受けた宮城県大和町の吉田川で13日、中学生たちが復旧工事を見学し、治水の大切さを学びました。

大和町の吉田川で復旧工事現場を見学したのは、大郷中学校の2年生70人で、国土交通省などの担当者から工事の内容や進捗状況などの説明を受けました。
吉田川では、2019年の台風19号の豪雨で堤防決壊などの被害が出たため、現在、土砂を取り除く作業が進められています。

また、生徒たちはGPSを活用した半自動運転機能のある重機に乗り、工事への関心や理解を深めました。

見学した生徒:
「ICT(=情報通信技術)を使った工事や機械に興味が出た」
「自分たちの町を流れる大事な川なのでこれからも大切にしていきたい」

この見学会は、地域を水害から守る工事について知ってもらおうと国交省などが開いたものです。
吉田川の復旧工事は、2025年度に完了する予定です。