◆全力で支えてくれた母の存在

 幼少期から日本舞踊、クラシックバレエ、乗馬を習い、高校では俳優業の傍ら部活のダンスで全国大会にも出場。土屋の驚異的な身体能力は、こうした日々に培われた。その背景には、土屋と姉、弟の3きょうだいを全力で支えた母の存在があった。土屋にとって「母はセコンドみたいな人。中には入らず、外で掛け声をかける。インターバルになったらリカバーさせて、また送り出す。そんな人です」という。

 そんな母が掛けた言葉が、今の土屋を支えている。「目の前だけがすべてじゃない。ちょっと隣に行けば違う世界がある」「人生の“粒”を大切にしなさい。一粒一粒を大切にすれば、人生全体がいいものになるはず」…。そんな言葉の一つ一つが、土屋の中で大きな指針になっている。