いじめの重大事態の発生件数が増加傾向にあることなどを受け、8日、こども家庭庁や文科省などの関係省庁連絡会議が開かれました。いじめの質的分析のための専門家会議を新設することなどを確認しています。
三原じゅん子 こども政策担当大臣
「皆様とも連携しつつ、こども家庭庁の担当大臣である私が先頭に立って、いじめ防止対策にしっかりと取り組んでまいります」
2023年度のいじめの重大事態の発生件数が過去最多となったことを受け、こども家庭庁や文科省などの関係省庁連絡会議では8日、いじめの防止策や対処策などについて意見が交わされました。
会議では、いじめの防止策として、▼指導過程を解説した教職員用の動画教材などを作成し、いじめを未然に防ぐ教育モデルを構築するほか、▼重大事態調査報告書を活用し、いじめの端緒や原因を分析する専門家会議を新設することなどを確認しました。
三原こども政策担当大臣は「悩みを抱える子どもたちに味方になってくれる大人がいるということをしっかりと伝えていきたい」と話し、いじめ対策を強化していくことに意欲を示しました。
注目の記事
【インフルが猛威】北海道内の患者数“警報”に迫る、大規模イベントも背景か…受験生「怖い」「授業に遅れると大変」と危機感 手洗いやマスク着用など感染予防の徹底を

何者かがいけすに大型肉食魚「アカメ」を放流か...海上保安庁が器物損壊など視野に調べ進める 「何を考えているのかわからない」と業者からは困惑の声【高知】

【年賀状異変】発行数減なのに"じまい"グッズが品薄 逆手に取った「年賀状つなぎ」の逆襲・新ムーブメント

落ち葉で電車が登れない?“空転”で急勾配登れず最大20分の遅れ 紅葉シーズンの難敵「黒い被膜」 富山地方鉄道立山線で珍事

「倒れた日、朝の夫の顔色はどす黒くて・・・とにかく顔色が悪かったです」125時間30分の残業の果てに・・・妻が語った高校教師の「過労死」

拡散を繰り返した男性が今度は標的に… 匿名のデマ・誹謗中傷との長い闘い 加害と被害の連鎖を止めるには【報道特集】









