相次ぐ「闇バイト強盗」の実態や、対策です。
今回は、多くの事件で実行役と指示役の連絡手段として使われる通信アプリの実態を探ります。
2年前の12月、広島市西区の店舗兼住宅で、男性が殴られ現金が奪われるなどした事件…。
実行役のリーダーとみられる男に、無期懲役が言い渡されました。

裁判では、男ら実行役が、指示役からアプリで細かい指図を受けていたことが明らかになりました。
永田陸人被告
「テレグラムの通話をスピーカーにして、全員に聞こえる状態にして指示がありました。殴ったり蹴ったりしないと報酬がありません。ただし、殺してはいけません」と。
いまも首都圏で相次ぐ強盗事件でも、その多くで「秘匿性の高いメッセージアプリ」が使用されているとみられています。
では、「秘匿性の高いメッセージアプリ」とはどのようなものなのでしょうか?
ITジャーナリストの三上洋さんに聞きました。