山口県光市の住宅に強盗に入る準備をしたとして関東の中高生3人が強盗予備容疑で逮捕された事件で、山口地検は８日、少年らを家庭裁判所に送りました。

山口家庭裁判所に送致されたのは千葉県多古町の18歳の高校生の少年と、茨城県牛久市の16歳の高校生の少年、同じく龍ケ崎市の14歳の中学生の少年の3人です。

3人は、10月20日夜、光市の住宅に強盗に入ろうとした疑いで逮捕・送検されていました。

これまでの調べで3人は闇バイトに応募後、「シグナル」という秘匿性の高い通信アプリを使っていたことやそれぞれをアルファベット1文字で呼び合っていたことなどが分かっています。

3人は、調べに対し「金欲しさで犯行に及んだ」と供述していました。

山口地検は8日、少年らを山口家庭裁判所に送りました。

家裁では、少年の身柄が到着してから24時間以内に観護措置決定を行い少年鑑別所へ収容します。

今後、観護措置の間に家庭環境などを調べたうえで処分が決まります。