鳥インフルエンザの発生に備えようと、宮崎県庁などで家畜防疫演習が行われています。

家畜防疫演習は、8日、県内3か所で行われていて、このうち、県庁での演習には県や県家畜協会などの職員75人が参加。

まず、今シーズン、全国の農場で鳥インフルエンザがすでに6例発生し、県内でもリスクも高まっていることが説明されました。

このあと、延岡市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが発生した疑いがあるとの想定で、現地の関係機関との連絡体制や、消毒ポイント設置などの作業の流れを確認しました。

(宮崎県家畜防疫対策課 坂元和樹課長)
「ウイルスを絶対鶏舎に入れないということを指導した上で、万が一の対応ということを、われわれはぜひ準備していきたいと思っております。」

県内では、渡り鳥の飛来が始まっていて、県は警戒を強めていきたいとしています。