愛媛県の伊予鉄道が、来年から郊外電車に導入を進める新型の鉄道車両が松山市内に到着し、深夜の街中でトレーラーから積み替える作業が行われました。
(城 健大呂記者)
「2両の列車がトレーラーで運ばれてきました」
午後11時ごろ、愛媛県松山市中心部に現れたトレーラー。
伊予鉄道が67年ぶりに郊外電車に導入する新型の鉄道車両7000系を乗せています。
大阪の工場で製造されたこちらの車両は完成後、JRの貨物列車に引かれて瀬戸大橋を渡り愛媛へ輸送されてきました。
その後、愛媛県伊予市内のJR車両基地で一旦車輪を取り外してトレーラーに積み替えられ、市内中心部まで運ばれました。
路面電車の線路上で行われた作業では、2台のクレーン車が道路上に張り巡らされた電線を避けながら、トレーラーから車体を下すと、作業員らが手際よく鉄道用の車輪を取り付けていました。
深夜から未明に掛け、3日に分けて行われたこの作業で、合わせて6両の新型車両が、伊予鉄道の車両基地へと運び込まれました。
今回輸送された「7000系」列車は、来年2月に運行を開始する予定です。
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