不登校やひきこもりの児童・生徒を支援するための取り組みです。
子どもたちにどのような手助けができるのかを考える講演会が宮崎市でありました。

7日は、ひきこもりや不登校の子どもたちを支援している香川県の一般社団法人「hito.toco(ヒトトコ)」の宮武将大さんが、人権啓発推進協議会のメンバーや市民などおよそ130人を前に講演しました。

宮武さんは、小学6年の時に不登校になり、20歳までひきこもり生活を送っていた経験を踏まえ、家族間のコミュニケーションのほか、子どもが興味を持ったことやできていることに注目することが大切だと訴えました。

(「hito.toco」 宮武将大代表理事)
「『これやってみようか』、『できるかもしれないよね』、『ここまでできたから、できるかもしれないよね』ということを積み重ねていくことが、不登校とかそういう方の傷ついた心の中で大事な支援アプローチになるかなと思っています」

参加した市民らは宮武さんの話に熱心に耳を傾けていました。