「暗い・くさい」地下通路には不満の声も
現在、東西をつないでいるのは、地下通路の一本のみ。市によりますと、休日には1万人あまりが利用するということですが、元々、工事用に作られた通路だったことから、暗さや圧迫感もあり、課題も多く残ります。
福島市 都市計画課・赤間智行課長「市民からちょっと圧迫感があるとか暗いとか、ちょっと臭いとかいう市民からの声もあります」

かかった時間は、地下通路とコンコースを歩いた場合で、ほとんど変わりませんでした。市民からは…。
福島市民・自営業 70代女性「東口側にお買い物に行ったり手続きをしたりという時にはぜひこの上を通りたい」
福島市民・自営業 70代男性「駐車場が混んでいる時や何か催しがある時、西から東、東から西に停めて行きやすい」
赤間智行課長「市民のニーズや課題をアンケート等でみなさんからいただいて、今後の東西一体のまちづくり、東西自由通路の今後に役立てていきたい」
7日に利用者から最も多く聞かれたのが、必要なQRコードを取得するのに手間がかかるというものでした。また、通勤ラッシュを避けるため、通れる時間帯が限られるという点もあります。※東口・西口改札9時~21時、エスパル改札10時~20時
市は、現状の地下通路を利用する頻度や目的のほか、地上と地下ではどちらが便利だったかなど、11項目の質問を尋ねるアンケート調査を行うことにしていて、その結果をもとに、今後、線路をまたぐ橋のような自由通路の整備を目指したいとしています。この実験は、12月6日まで行われます。