栄養素が豊富で、様々な料理に使われる「卵」。おいしい反面、間違った扱い方をしてしまうと食中毒のリスクが出てきます。ある検査会社の実験では「生」よりも「加熱調理」したほうが菌が速く増殖するという結果も。どのような点に気をつければ、おいしく安全に卵を食べることができるのでしょうか。
卵かけご飯や、すき焼きなど、生でも食べる機会があるほど幅広い料理に使われている「卵」。
一方で、「サルモネラ属菌」による食中毒の原因となる食品としても知られています。

農林水産省によりますと、サルモネラ属菌による食中毒の症状は、おう吐、腹痛、下痢、発熱など。食後6~48時間に発症しやすく、乳幼児や高齢者は症状が重くなることがあるということです。
卵は、「加熱した状態」より「生」の方が、菌が増えやすいイメージを持っている人も多いと思いますが、実はそうではないのです。
