自民党はきょう、来年度の税制改正に向けた議論を開始しました。焦点は、国民民主党が求める、いわゆる年収「103万円の壁」の見直しをめぐる対応です。
午前9時すぎ、自民党本部に集まるのは「インナー」と呼ばれる議員たち。税に関する専門知識をもち、毎年行われる税制改正議論を事実上、牛耳ってきました。
しかし宮沢税調会長は、今年の議論について「税の論理だけではない世界がある」と話します。
自民党 宮沢洋一 税制調査会長
「(自公の)2党だけでは法律、税法が通らないというなかで、国会で承認いただける、可決できる案を作るというのはなかなか大変な作業だろう」
衆院選で与党が過半数を割り込み、これまでのように法案を成立させることが難しくなったことで、国民民主党とも協議を行う必要があるためです。
議論の焦点は、「103万円の壁」の見直しで、どう折り合うか。
国民民主党の玉木代表が求める、所得税の非課税対象を103万円から178万円に引き上げた場合、政府は国と地方あわせて7兆円から8兆円の減収が見込まれると試算しています。
自民党側からは玉木氏の要望を「何らか受け入れざるを得ない」との声が漏れる一方で…
政権幹部
「国民民主党とは連立するわけではないので、全部聞かなければいけないわけではない」
自民党関係者
「財務省も今回はでき得る最大限の抵抗をするだろう」
予算編成や国会運営で国民民主の協力を取り付けながら、大幅な税収減も避けるという「二兎を追う」ことになった少数与党の自民党。
インナーたちも、税制改正を決める年末に向け、頭を悩ますことになりそうです。
注目の記事
なぜZ世代は、SNSで連絡先交換するのか「写真でどんな人か分かる」「いきなりLINE交換は驚く」「3アカウント使い分けて…」通信で変わる“人間関係”

4億3409万6000円(1等5口)出た!「ロト6」大島イータウンチャンスセンター “全国の1等9口のうち5口も” 富山・射水市

初代トヨタ・ソアラで「未体験ゾーン」へ、期間限定レンタカー始まる 80年代ハイソカーブーム牽引の名車、最上級グレード2800GT-Limitedの上質な走りを体感

“空き缶拾い”で生きる男性に密着 無断での持ち去りは50万円以下の罰金へ…名古屋市の「禁止」条例がことし4月に施行

立憲・公明が「新党結成」の衝撃 公明票の行方に自民閣僚経験者「気が気じゃない」【Nスタ解説】

宿題ノートを目の前で破り捨てられ「何かがプツンと切れた」 日常的な暴力、暴言…父親の虐待から逃げた少年が外資系のホテリエになるまで 似た境遇の子に伝えたい「声を上げて」









