大会で着用した衣装も間近で見られます。
プロスケーターへの転向を表明した、仙台市出身の羽生結弦さんの軌跡をたどる展示会が、15日から仙台で始まりました。
北京オリンピック、フリーでのクワッドアクセルの連続写真。

去年12月の全日本選手権フリーで見せた鬼気迫る表情。
仙台市青葉区の藤崎で15日から始まった「羽生結弦展2022」。
男子フィギュアスケート、羽生結弦さんが2010年にシニアデビューして以降の写真およそ100点のほか、実際に大会で着用した衣装4点などが展示されています。

午前10時の開場を大勢のファンが待ちわびていました。
「なんでこんなに細いのにあんなにジャンプ跳べるんだろう」

会場には写真のほかにこちらも展示されています。国民栄誉賞の表彰式で着用した仙台平の袴です。
会場内は撮影禁止となっていますが、こちらの仙台平は写真に収めることができます。
宮城県内から来た人:
「映像や自分が観戦した試合が思い出される。蘇ってくる、熱くなっちゃう」
東京から来た人:
「北京五輪ショートでアクシデントがあり、その後の練習でくじいているにもかかわらず、目には闘志が宿っているこの一枚に心が惹かれた。そこが羽生結弦だなと。逆境にめげない。(今後はプロとして)ゆづる・はNEWを期待しています」

この展示会の観覧には、オンラインでの事前予約が必要です。「羽生結弦展2022」は、仙台市青葉区の藤崎で今月28日まで開かれています。