卓越した技能を持ち、産業の発展に顕著な功績があった人を長野県が表彰する「信州の名工」。
今年は、技術者や料理人など12人が選ばれました。

「信州の名工」の制度は県が1970年=昭和45年に始め、これまでに1,077人が表彰されています。

長野市で5日に行われた表彰式では、今年選ばれた12人が、関昇一郎副知事から表彰状を受け取りました。

新たな「信州の名工」の顔ぶれは、工業製品の技術者や伝統工芸の職人、料理人などさまざま。

その1人が松本市の日本料理人、長田崇(ながた・たかし)さん・49歳です。

長田崇さん:
「やっぱりそのね届ける方たちが喜んでもらえるような、ちゃんと応えられるような仕事をしようっていうことはいつも心がけています」

19歳から都内の料亭で修業し、日本料理を学んだ長田さん。

29歳で、松本市にある実家のすし店「ながた寿し」に入り今年で20年です。

長田さん:
「気軽に楽しくご家族が来れるようなそういうお店を目指して、でも出すものは、一流のものが出てくるっていうところを目指してやってます」

「包丁研ぐのは勉強しました。料理と同じくらい勉強しました」

ネタの存在感と繊細さを併せ持った、握り。

東京の豊洲市場から新鮮な魚介を仕入れ、こだわりの寿司と日本料理を提供しています。

日本料理の基礎を大切にしながらも、新たな技術やアイデアを柔軟に取り入れ、常にチャレンジを続けてきたと話す長田さん。

10年前からは市内の調理師専門学校で講師も務め、日本料理の魅力を次世代にも伝えています。

長田さん:
「もっともっと上を目指してよりお客様のニーズに応えられるような技術とかを追求していこうというふうに思ってます」