決勝に進んだ 結果は?
そして迎えた決勝。相手は春日西中学校です。

序盤はリードしますが、その後は互いに一歩も譲らず、激しいスパイクの打ち合いになります。
最後は自分たちのミスで得点を与え、この日初めてセットを落としました。
続く2セット目は奪い返し運命の最終セット。

序盤からキャプテンの田中さんがスパイクを決めチームを引っ張ります。
勢いに乗ったチームはそのまま最終セットを勝ち切り優勝を決めました。
税所逞さん(中1)
「新人戦は応援がすごいなと思いました。決勝の一番最初のトスが一番緊張しました」

田中瑛大さん(中2)
「クラブチーム同士の大会と比べて中体連のほうが応援もすごいし、決めた時にみんなが盛り上がって、こっちのほうが凄かったです」

太宰府U14バレーボールクラブ 金子佑一郎 監督(48)
「何とか初出場初優勝という形をとれてよかったと思います。あと何年かかるか分かりませんけれど、いつかは部活生からも太宰府いいねと私たちのようなクラブを応援してみたいと思われるようなチームを目指して今後も頑張っていきたいと思います」
教員の働き方改革に伴う部活動の地域移行で、図らずも中学生の選択肢が広がりつつあります。
今後、部活動とクラブチームの棲み分けや連携を考えていく上で、一番大切なのは子どもたち。どんな選択をした場合にも子どもたちを応援し支えるしくみづくりが求められています。