いよいよ11月5日(現地時間)に迫ったアメリカ大統領選挙の投開票。現職の副大統領・民主党のカマラ・ハリス候補(60)と前大統領・共和党のドナルド・トランプ候補(78)の激しい選挙戦となっています。
今回、ハリス氏が幼少期を過ごしたカリフォルニア州バークレーで、ハリス氏をよく知る人物に話を聞くなど、彼女の人柄や、政治家を志すようになった原点に迫りました。
“地元”のバークレーでは応援の垂れ幕や看板などが多数
今年7月、大統領選まで100日あまりというタイミングで突如、大統領選撤退を表明したジョー・バイデン大統領。その後継者として名前があがったのが、バイデン政権で「女性初」「黒人初」「アジア系初」の副大統領となったカマラ・ハリス氏です。
(山中真アナウンサー)「アメリカ西海岸・カリフォルニア州にやってきました。いよいよ今週、アメリカ大統領選挙の投開票が行われます。私が訪れているのは、カマラ・ハリス候補の地元・バークレーという街で、あちらに見えるのはハリス氏が幼いころに住んでいた家です(※現在は幼児教育スクールとして活用)。アメリカではいわゆる中流階級出身ということです」
人口約11万人の都市・カリフォルニア州バークレー。ジャマイカ出身で経済学者の父と、インド出身で乳がん研究者の母との間に生まれたハリス氏は、中学生になるまでの10年あまりをこの町で暮らしたといいます。
(山中アナ)「バークレーの住宅街を歩いてみると、週末のハロウィーンの飾りが残っていますが、その横を見ると『KAMALA HARRIS FOR THE PEOPLE』と、ハリス氏を応援する垂れ幕が家の前に掲げられています。別の家の前の垂れ幕では、『Yes We Can』ではなく、『Yes We Kam』になっています。カマラ氏のカム(Kam)ですね。車にまでカマラ(KAMALA)と、応援する意思表示が貼られています。大きく意思表示するのが日本とは違いますよね」
さすがに地元だけあって、ハリス氏を応援する看板があちらこちらに目立ちます。