秋の褒章の受章者が発表され、県関係は9人が受章します。
このうち農業や商工業の業務に打ち込んだ人に贈られる黄綬褒章が4人、公共の仕事に尽力した人に贈られる藍綬褒章が4人、学問や芸術などに秀でた人に贈られる紫綬褒章が1人です。

大桑村の屋根板製作工の栗山芳博(くりやま・よしひろ)さん(76)は、黄綬褒章を受章します。

(栗山芳博さん)「これは上等品だね。平らに割れとるもんね。年輪も細かいしね」
天然の木を専用の包丁で薄く裂いて作る「へぎ板(いた)」は伝統的な建物の屋根板として使われます。
栗山さんは国宝や重要文化財の保全修理に携わってきました。
(栗山芳博さん)「出来上がったやつをたまに行ってみてそのときはうれしく感じますけどね元気なうちはね、こうやって来て仕事やりたいなと思ってますけどね」
同じく黄綬褒章を受章する飯田信用金庫・理事長の小池貞志(こいけ・さだし)さん(65)です。

(小池貞志さん)「先輩や皆さんに教えてもらって育ってきたんですけど、半分以上はお客さんに育ててもらったんじゃないかってそんな気がします。」
預金と貸出金の残高は飯田下伊那地域の金融機関の中でトップを占めていて、小池さんはリニア中央新幹線の開通など地域の将来を見据えています。

(小池貞志さん)「お客様の横に立って、同じ方向を見ていくことこそ大事なので、お客様と一緒にリニア、三遠南信で変わる未来を見ようということを職員にはいつも言っています。」














