■「消防団としての姿を見てほしかった」


なぜ自ら火をつけ、消防団として出動するのか。

一見、矛盾した行動にも思えますが、男はこれまでの調べの中で「消防団として働く姿を見てもらえば、家族や元同僚に認めてもらえると思った」と話しています。



一緒に同居していた父親によれば、男は気が弱く、目立ちたがることのない性格で、消防団の活動については「面倒なことになった」とこぼしながらも、一生懸命にやっていたといいます。