熊本県大津町の職員が、同僚に対してパワーハラスメントや「頭のにおいをかぐ」などのセクハラ行為をしたとして懲戒処分を受けました。

10月30日付けで減給1か月の懲戒処分を受けたのは、大津町商業観光課に所属する33歳の男性職員です。

大津町によりますと、男性職員は去年(2023年)4月から今年7月にかけ、同僚職員に対して他の職員がいる前で「お前は仕事ができない」などと大声で怒鳴りつけました。

また、複数の女性職員に対して頭部のにおいをかいだり、ペンでわき腹をつついたりしたということです。

今年6月に被害に遭った職員の知人が町に情報提供し、明らかになりました。

町の聞き取りに対し、男性職員は「反省している。申し訳ない」と事実関係を認めた上で、「冗談のつもりだった」と話しているということです。

男性職員は3年前の11月に会計年度任用職員として採用され、10月31日までの任期でした。