昨年度、宮城県内の中学校で不登校だった生徒の割合は、8.32%となり全国で最も高くなりました。

文部科学省の調査によりますと、昨年度、県内の小、中、高校で30日以上登校しなかった不登校の児童と生徒は9767人と前年度より2027人多くなりました。

特に中学校では、不登校の生徒の割合が8.32%と全国で最も高くなっています。

県教育委員会は、「県内では東日本大震災以降、不登校の児童生徒が急増した。ここ最近は不登校への理解が深まったことによる意識の変化や新型コロナの影響による登校意識の低下が考えれる」と分析しています。

また、いじめ認知件数は、前年度より78件多い1万4722件でいじめ「重大事態」の発生は、30件と前年度に比べ1件増えています。