10月30日は「たまごかけごはんの日」。多くの方が「手軽」なのに「味は抜群」という意見で一致するものの、食べ方、作り方には違いもあるようです。
“8割が好き”な国民食 卵かけご飯 あなたの食べ方は
良原安美キャスター:
まさに国民食ではないでしょうか。

【卵かけご飯は好き?】「ホットペッパーグルメ外食総研卵かけご飯」調査
・とても好き 35.1%
・どちらかというと好き 44.1%
・苦手 17.1%
8割ぐらいの人が「好き」と答えました。SNSでは「手軽に作れる素晴らしい文化」「食材がないときは強制的に卵かけご飯。卵まじ優秀」という声も上がっています。
卵かけご飯、実は大変奥が深いということがわかりました。皆さんはどのように作って食べていますか。それぞれ割合が出ています。

1位:別皿で卵をとく→ご飯にかけ混ぜる 42.3%
2位:ご飯に直接のせ割る 41.6%
3位:別皿で卵をとく→ご飯にかけ混ぜない 9.4%
4位:黄身だけ 2.9%
5位:ご飯に直接のせ混ぜない 2.5%
6位:白身をメレンゲにする 0.6%

卵かけご飯の正しい作り方はあるのでしょうか。日本たまごかけごはん研究所の上野貴史代表理事によると「正解はないが、別皿で溶いてからご飯にかけると味に一体感が出るのでおすすめ。ご飯に直接かけるのは、それぞれ白身とご飯、黄身とご飯と別々に味わうことになるので、比較的上級者向けではないか」ということです。

そして、美味しく卵かけご飯をいただくポイントも教えていただきました。1つ目のポイントは卵選びです。MサイズかLサイズ、どちらが卵かけご飯に最適だと思いますか。
ホラン千秋キャスター:
Mサイズだと思います。卵黄のサイズはMサイズもLサイズもあまり変わりません。Mサイズの方が器に収まるちょうどいい量の卵白だからです。
良原キャスター:
卵のサイズが変わっても黄身の大きさは同じで白身の量のみが変わります。卵かけご飯は黄身の味わいが濃い方が美味しいので、Mサイズがおすすめということです。

2つ目のポイントは、よく混ぜることです。やはり白身のドゥルンといった感じがあまり得意ではないという方もいらっしゃるかと思います。空気を入れずに白身を切るように混ぜると美味しく食べられるのですが、卵を混ぜる専用のスプーンが登場しています。
“白身嫌い”な妻のために開発された「ときここち」4290円です。3万本も売れています。茶碗蒸しなど、様々な料理にも応用できるということもあって人気なのかと思われます。

実際に普通の箸と、「ときここち」で同じ回数卵をといてみたところ、「ときここち」の方がしっかりと白身が切れていることがわかります。

3つ目のポイントは醤油をかける順番です。
①ご飯に醤油をかける
②卵をかけ、素早く混ぜる
ご飯に醤油をかけると少しご飯が冷めるので、卵が熱々のご飯の上にかからず固まりにくくなる、醤油の味が強くなりすぎず、卵の美味しさをより味わえるということです。