きょう10月30日は世界にいる県出身者やその子孫たちとのつながりを深める「世界のウチナーンチュの日」です。うるま市の小学校では沖縄にルーツを持つ海外からの留学生との交流会が行われました。

交流会は世界にいるウチナーンチュのことを理解し、つながりを深めてもらおうと行われたもので、県系留学生らによる自己紹介では、食や芸能など海外でも沖縄の文化に触れていることなどが伝えられました。

▽交流した児童
「世界にはウチナーンチュの血がつながっている人がいるとわかった」
「外国で三線とかエイサーをやっていることがすごかった」

交流会後の給食時間では、沖縄からの移民が1番多いブラジルの郷土料理、黒豆や豚肉を煮込んだ「フェジョアーダ」が登場。

ブラジルの郷土料理「フェジョアーダ」が給食に登場

馴染みないメニューに児童らは興味深々です。

▽ブラジル出身・県系3世の留学生 タカハシマルシア幸美さん
「ミミガーとか、豚さんの耳とか足とかいろいろ入ってます」
「先祖を大切に思って、ウチナーンチュとしての誇りを持ってもらえたら嬉しい」

▽児童ら
「めっちゃ美味しいです」「カレーみたい」

生徒たちは留学生との交流を通して世界に広がる沖縄を感じた様子でした。