中心市街地の活性化についてです。
宮崎県は、国の制度を活用し、宮崎市の高千穂通りで歩道の活用方法を模索しています。
その制度というのが、通称「ほこみち制度」。
道路を「通行」以外の目的で民間事業者が柔軟に利用できるようにする制度で、例えば、歩道にオープンカフェやベンチなどを置くことが可能となります。
この「ほこみち制度」で高千穂通りに日常的なにぎわいを生み出そうと検討会が開かれました。
宮崎市の高千穂通りでは、オープンスペースやオフィスフロアなどが整備されるNTT広島ビルの北棟が、来年春、開業予定となっています。
こうした中、29日は高千穂通りでの「ほこみち制度」の活用に向けた検討会が開かれ、県や交通事業者など関係者17人が出席しました。
検討会では、まず、県側から高千穂通りの維持管理や出店者との調整を担う民間主導の組織作りの必要性が提示されました。
また、ビルの再開発を進めているNTTアーバンソリューションズが大阪や神戸などで実施されている「ほこみち制度」の活用事例を紹介。
高千穂通りでも店舗と歩道が一体となるような空間を目指すなどのイメージを提案しました。
(NTT都市開発九州支店 竹下あゆみさん)
「まずは活用、にぎわい創出が行える点。大前提として、安全性がきちんと担保されているという2点を重視して検討を行った。今までだとビジネス街の色が強かったところかと思うが、にぎわいが歩道ににじみ出すところが期待できるのかなと思っている」
県やNTTなどでは今後も検討会を実施し、高千穂通りのにぎわい創出を目指したいとしています。
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