自販機を管理している、株式会社ラージックの佐久士美智子さんに聞きました。

(どうして住宅地にマグロの希少部位の自販機があるんですか?)
「今置いている場所は会社のすぐ近くなんです。以前は別の場所にあったのですが、管理しやすいこともあり、この場所にしました」
(このマグロはどこから?)
「我々の会社は『海王』という居酒屋を経営しています。お客様に提供するため、社長が毎日魚市場に行き、新鮮なマグロを仕入れています。それを解体し、その一部を使って自販機用に冷凍しています」
(お値段が安くてびっくりですね)
「自販機の販売に勢いをつけようと、目玉商品価格です」

なるほど、会社の近くだから住宅地なんですね。
そして、安さの秘密は「目玉商品だから」。いいですねー。

ちなみに住宅地にあっても売れ行きは好調。
知っている人は遠くから来て買っていくそうです。
今後は観光客の人にお土産として買ってもらえる場所にも設置したいとか。

住宅地に出現した「まぐろの希少部位を売る自販機」。
手ごろな値段でおいしいマグロ。食卓の強い味方になってくれそうです。