東洋大姫路の阪下漣投手が緩急を使い分け90球完封 チームをベスト4に導く

 4点のリードでさらにピッチングに余裕が出てきた阪下投手は、打ち気にはやる大阪学院大高打線のタイミングを上手く外す投球で、6回、7回、8回とつけ入るスキを与えません。

 それでも9回、大阪学院大高も勝利への執念を見せます。1アウトから連続ヒットでランナー1塁2塁としてバッターボックスには3番・鶴丸巧磨選手が入ります。しかし、ファーストゴロに倒れて2アウト。続く4番・樋爪選手も打ち散られてゲームセット。大阪勢最後の砦として粘りを見せた大阪学院大高でしたが、東洋大姫路・阪下投手の前に無得点で敗れ去りました。

 阪下投手は、緩急を交えた頭脳的なピッチングで、投球数を90球に抑えて無四球での完封勝ち。チームを17年ぶりの近畿大会ベスト4に導きました。

 大阪学院大高の辻盛英一監督は「1回戦で左の軟投派の投手に苦しんだ分、速球派の阪下投手の方が対応しやすいと思っていたが、阪下投手の投球術にはまってしまった」と振り返りました。それでも「1年生中心のチームだが、この秋本当に大きく成長してくれた。この冬もっともっと鍛えて出直したい」と早くも次を見据えていました。