演説で繰り返した言葉「デフレからの脱却」

選挙では各地で演説を繰り返した西野氏。多くの場所で言葉にしたのが「デフレ脱却」。デフレからの脱却を目指し、個人消費を高めるためにはどうするのか、選挙期間中の西野氏の訴えです。
西野太亮氏(演説VTR)「政府は民間のみなさんに『賃上げしろ賃上げしろ』とお願いばかりしています。それだけではダメだと思います。看護師の皆さま、保育士の皆さま、学校の先生たち。さらには公共事業、労務単価。こういったもので、国の予算で給料を上げることはできます」
――賃上げというと民間の部分が大きい印象がありますが、国の予算はどのように関わってくるのですか?
西野太亮氏「GDP(国内総生産)は600兆ありますが、その中で国の部門が80兆~100兆ぐらいある。その支出を増やす。しかし、むやみにやたらに増やすのではなく、『デフレ脱却』を完全に実現するためには、個人消費の後押しが重要だと思っています。個人に直接届くような形で出すことが重要で、先ほど申し上げた『実質賃金をプラス』にするために、国が決めることができる給料、(看護師・保育士・介護士など)現場で働いている方々の給料は国の予算で左右することができるので、国が率先してやるべきだと思っています」
次に熊本につきまとう身近な問題「交通渋滞」についても聞きました。














