開通から100年あまり沖縄で最も古いとされる名護市のトンネルでコンサートが開かれました。
このコンサートは、芸術文化に触れる機会をつくろうと名護市などが開いたもので地元の人などおよそ30人が訪れました。
会場となったのは100年以上前に開通した沖縄最古とされる名護市の仲尾トンネルで雅楽で用いられる「箏」と「笙」が奏でられました。

▽演奏を聴いた男性
「笙のことはよく分からないけど、なんかミヤビな感じ」「なかなかいい会場。音響が。チョウとかも飛んできてね」
「前々からここで何かやってみたいと集落で話していたが、こういう形で実現できてよかった」
コンサートでは「さくらさくら」や「涙そうそう」などが披露され、訪れた人たちは、自然を感じられる空間で美しい音色に耳を傾け、癒しのひとときを過ごしていました。(19日 北部通信員 岸本幸平)