これを受け自衛隊は原因の特定と対策が取られるまでの間、国内に配備されている17機のオスプレイ全てを飛行停止とすることを決めました。

沖縄県は、去年屋久島沖で米軍のオスプレイが墜落した事故の根本的な原因が分かっていないことから、日米双方のオスプレイの使用を自粛するよう求めていましたが、県内各地では演習に関連した飛行が確認されていました。

離陸に失敗し機体を損傷(提供映像から)

そうしたなかで起きた事故に玉城知事は…

▽玉城知事(28日朝)
「訓練でオスプレイを使うことを自粛するようにと申し入れたにもかかわらず、このような事態になったということは大変遺憾極まりないと言わざるを得ない」

玉城知事はオスプレイの安全性について「実態に即した説明がなされていない」として憤りをあらわにしています。

日米共同演習に参加していた陸上自衛隊のオスプレイは、今月23日にはエンジンの不具合を知らせる注意灯が表示され、鹿児島県の鹿屋航空基地に緊急着陸していて、トラブルが相次いでいます。