
先ほど混ぜた液体を機械の上側に流し込み、さらに機械の下側に海藻の成分を混ぜた液体を流し込むことで、表面の皮は薄くキャビア特有のねっとりとした食感を再現しています。こうして出来上がったキャビアンヌは、本物よりも魚介エキスが効いた和風の味になっています。さらに脂をほとんど使っていないため、カロリーは本物よりも90%近く抑えられています。

※ホクユーフーズ 白川和浩 取締役
「魚卵そのものではないので、こうなったら極力ヘルシーにいこうと、痛風の方でも、安心して食べられる食材になっています」

健康志向で日本人向けのキャビアンヌは青森市内の飲食店でも10年以上愛用されています。
※リッチ居酒屋大判小判 太田守久 店長
「塩分とかもちょうどいい感じなので他の食材の邪魔にならない感じですごく重宝しています」

新型コロナの影響で飲食業界が苦戦を強いられるなか、飲食店で重宝されるキャビアンヌもあおりを受けているといいます。白川さんは、さらに多くの人にキャビアンヌを通して驚きを与えたいと話します。
※ホクユーフーズ 白川和浩 取締役
「青森ってローカルな田舎町だけれど、こんな面白い食べ物があるんだと、小規模企業の技術に驚いてもらいたい」

青森の地で独自の技術で誕生したキャビアンヌは、20年以上愛され続け、本物のキャビア以上に輝きを放っています。
