上伊那郡内の80代の男性が有毒キノコのテングタケによる食中毒とみられる症状で入院しました。

伊那保健所によりますと、男性は今月21日、上伊那郡内の職場の敷地内に生えていたキノコについて、カラカサタケだと思って採取し、23日に加熱して食べたところ、体調に異変があらわれたということです。

男性は、四肢のけいれんのほか、意識の混濁がみられ、一緒に住む家族が救急要請したということです。

その後、伊那市内の病院に入院しましたが、現在快方に向かっているということです。

保健所では、男性が、カラカサタケと間違えてテングタケを食べたとみて、注意を呼びかけています。