
独自に販路を開拓して儲かる農業を実践していますが、その活動には深刻化している農家の高齢化対策もあります。

丸山さん:
例えばここも元々耕作放棄地で新しく棚を建てた畑だったり、その上もそうですね。そのまた上も。

担い手不足や、高齢化で農作業ができなくなった「耕作放棄地」を借り受けて、ブドウ作りを代行します。

畑を貸している農家:
もう年取ってきて広いところはもう体力的にできないから。そこを草を作っちゃ昔からの畑をそんなことしちゃいけないからアグベルさんに作ってもらって。

畑は地元の山梨市と南アルプス市の合計50か所!栽培面積は実に8.2ヘクタールになります。さらに…
浅川記者:今どちらへ向かっていますか?

農業法人「アグベル」石場大和さん:
初年度から協力してくれてる農家さんの家に。

石場大和さん(農家に到着して):
いいブドウじゃないですか。今年こんだけ張っていれば上等ですよ。
周りの農家が作ったブドウも仕入れて、一緒に販売しているのです。

「アグベル」に出荷している農家:
取りに来てくれるとか箱詰めなし。

「アグベル」に出荷している農家:
今までやってた労力が1日にやることをだいたい半日ぐらいで終わっちゃいますね。
ブドウの買い取りと出荷作業をアグベルでカバーする取り組みは、高齢化する農家の負担を減らすだけではありません…。