大雨による被害が次々に明らかになっていますが、22日の宮崎県内はどのような状況だったのでしょうか。
MRTのテレビ・ラジオで天気情報を担当する、気象予報士の野田俊一郎さんに聞きました。
延岡市や日南市で降った猛烈な雨。
22日の県内は、温かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定でした。
(野田俊一郎 気象予報士)
「きのうの雨雲の様子見てみますと、まず昼過ぎから夕方にかけて、串間付近から宮崎付近にかけて線状降水帯が1つできてしまいました。
この雨雲は、夜になると予想通り、抜けたところが多かったんですが、予想に反して、延岡付近には夜遅くまで発達した雨雲がかかりやすい状況になってしまいました」
日南市深瀬と延岡市古江の、10月の1か月の平年雨量は、いずれも200ミリ程度。
22日はそれぞれ1時間に120ミリの雨が降ったとみられ、1か月の半分の雨量が1時間で降りました。
(野田俊一郎気象予報士)
「(延岡市付近では)3時間で300ミリという解析雨量もでてきました。つまり1.5か月分の雨がたった3時間で降ったという状況でしたのでかなり危険度は高い状態だったのかなと思います」
10月の後半に県内を襲った大雨。県内では24日以降も雨が予想されています。
(野田俊一郎 気象予報士)
「10月に台風がないのに、こういった雨の降り方をするというのは、普通ではない、異常な雨の降り方だなと感じています。
きのうにかけて降った大雨は簡単に地面からぬけていかない状況で、再び、雨が降ってきますので、すぐに土砂災害などの危険度があがりやすい状況になると考えられます。
早めに安全を確保するようにしていただければと思います」
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