プロ野球12球団が新人選手獲得のために行う「ドラフト会議」が2024年も24日開かれます。2009年の菊池雄星投手以降、15年連続で指名が続く岩手県関係選手は、高校生と大学生あわせて10人がプロ志望届を提出していて運命の瞬間を待ちます。

このうち注目なのが走攻守の三拍子がそろった富士大学の外野手、麦谷祐介選手です。
総合力の高さが光る麦谷選手の最大の武器が…50メートル5秒8の俊足を生かした走塁です。

この他、打撃と守備もハイレベルで上位での指名が期待されます。
同じく上位指名に期待がかかるのが、富士大学の最速148キロ左腕、佐藤柳之介投手です。

ゆったりとしたフォームから繰り出される伸びのあるストレートに加えて、スライダーやスプリットなど5つの変化球を自在に操る注目の左ピッチャーです。


また、陸前高田市生まれで一関学院高校出身の内野手、佐々木大輔選手は2023年春のリーグ戦で首位打者と最多本塁打の2冠を獲得したスラッガーです。


多くのプロ野球選手を輩出する富士大学ですが、地元からのプロ入りはまだなく、富士大学初となる岩手県出身のプロ野球選手を目指します。