最大震度7を観測し、68人が亡くなった中越地震から23日で20年です。犠牲となった人たちを悼み、各地で追悼の祈りが捧げられています。

「学校で元気に仲良く活動しています。これからも僕たちを見守り続けていてください」

児童3人が亡くなった小千谷市の塩谷集落では東山小学校の児童16人が慰霊碑に花を手向け、静かに手を合わせました。

2004年に発生し最大震度7を観測した中越地震では68人が亡くなり、およそ4800人が重軽傷を負いました。

【小学生は】「悲しかった、悔しかっただろうけど、僕たちも一生懸命伝えていくために頑張っていますよと祈りました」

中山間地を襲った中越地震は人口減少に拍車をかけ、被災地では記憶や教訓の伝承とともに地域コミュニティーの維持が課題となっています。

地震が発生した午後5時56分には各地で黙とうが捧げられます。