和牛枝肉の品質を競う県畜産共進会が都城市高崎町で開かれました。

セリでは、最も評価の高かったグランドチャンピオン牛が1キロ1万290円の高値で落札されました。

県畜産共進会は、毎年この時期に開かれているもので枝肉の部に牛と豚合わせて245頭が出品されました。

審査の結果、肉牛枝肉部門では、都城市高崎町の平川畜産がグランドチャンピオン牛に輝き、セリで1キロ1万290円の高値で落札されました。

(平川畜産・平川正志さん)「うれしいとしか言葉が出ないというか。精一杯の努力を続けるしかないのかなと。その中で、みなさんに食べてもらえれば、それがそのまま価格安定、高騰して戻ってくれると思う」

また、今回から次世代の担い手確保に向け、県内で家畜を飼育管理している高校や農業大学校も出品できるようになり、高鍋農業高校が肉豚枝肉の部門で優等2席を獲得しました。

(高鍋農業高校の生徒)「本当にうれしい限りです。みんなに感謝しかないので今度は首席になれるように頑張っていきたい」

JA宮崎経済連によりますと、22日の肉牛枝肉の平均価格は、去年より58円高い、1キロ3288円で取引されたということです。