衆議院選挙の遊説で、先週は石破総理が長野県内入りしましたが、22日は野党の党首や幹部が県内各地で街頭に立ちました。
立憲民主党・小川淳也(おがわ・じゅんや)幹事長:
「もし一般国民だったら必ず警察が来てますからね。税務署が調査に入ってますから。しかし、何千万何百万懐に入れて、80人以上が素知らぬ顔でおとがめなしなんですよ」
立憲民主党の小川淳也幹事長は、飯田市の公園で演説し、自民党の裏金問題を厳しく批判。
失われた30年を取り戻し、政治改革が必要だと訴えました。
小川幹事長:
「その権利と権限は皆さまの手中にありますから。1億分の1とはいえ皆さまが主権者ですから」
日本維新の会・藤田文武(ふじた・ふみたけ)幹事長:
「この数年間、ずっと国家予算は増え続け、それに伴って皆さんの負担がどんどんどんどん増え続ける。こういう政治をそろそろやめましょうよ」
日本維新の会の藤田文武幹事長は、長野市と松本市で街頭に立ち、自公政権で国民負担が増えていると指摘。
企業団体献金によって政策がゆがめられているとして、その廃止を訴えました。
藤田幹事長:
「企業・団体と近づき過ぎて本来やるべき改革が進まない。一部の人のための政治に構造的になってしまうんですよ」
共産党・田村智子委員長:
「だいたい企業にいっぱい政治資金パーティの券を買ってもらっている。これが裏金になった」
共産党の田村智子委員長は、夕方、上田市で演説し、パーティ券を含めた政治献金の廃止を主張。
また、防衛費の増額を批判しました。
田村委員長:
「すべての教育予算の2倍にまで膨れ上がっているのが軍事費です。これをダメだと言わずしてどうして教育無償化ができるでしょうか」
投票日は27日です。