新型コロナウイルスについて、11日、島根県は217人、鳥取県は196人の感染が確認されました。
減少傾向が続く山陰両県。
島根県は、8月24日から9月12日の発表分まで20日連続、前の週の同じ曜日を下回りました。
そして鳥取県も、8月24日発表分から20日連続、前の週の同じ曜日を下回っています。
この状況を、ウイルス学の専門家はどのように捉えているのでしょうか。
鳥取大学医学部ウイルス学分野 景山誠二教授
「東京が同じように(感染者数)落ちているので、全国的な影響を受けているのだと思う。(夏休みという)一大イベントが終わったあとで、人の動きが少なくなってだんだん下がっていることだろうと思うけど、今のままだとおそらく連休が続いたときに少しは増えると思う」
減少傾向ではあるものの、まだ収束とは言えないとのこと。
9月の2回の3連休などに警戒感を持っています。
そして、オミクロン株対応のワクチン接種が今後始まる中、これから冬に向け、どういった感染傾向が予想されるのでしょうか。
鳥取大学医学部ウイルス学分野 景山誠二教授
「(オミクロン株対応ワクチンが)接種率5割を超える時期がくれば、スッと下がるだろう。そうなれば新規感染者数も去年11月ごろと同じように、鳥取県で言えばゼロを続けることだってないわけではないという風に思っている」
このまま感染拡大を抑えていくためには、基本的な感染対策とワクチン接種がポイントになるということです。
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