うそ電話詐欺の宮崎県内での発生状況です。
被害総額は、2019年、2020年は3000万円近くでしたが、去年は6000万円余り、今年は8月末までですでに1億2000万円を超えています。

また、この「うそ電話詐欺」ですが、本来「特殊詐欺」というのが正式な名称で、手口も様々なものがあり、10種類に分けられます。

例えば、息子や孫になりすまし、お金をだまし取る「オレオレ詐欺」。

そして、最近多いのが、「架空料金請求詐欺」でインターネットやメールなどを利用して未払いの料金があるなどといい身に覚えのない料金が請求されるというものです。

今年、県内で発生した「うそ電話詐欺」37件のうち、25件がこの架空料金請求詐欺だということです。


ここで、警視庁が公開しているうそ電話詐欺の実際の犯人音声がありますのでこちらをご覧ください。
(※音声は動画でお聞きください)

巧妙な手口を使ってお金をだまし取るうそ電話詐欺ですが、主な注意点はこちらです。

「電子マネーで支払いを求められた場合」、それに「還付金の手続きをATMで求められた場合」など、電話でお金の話が出てきた場合は、詐欺の可能性が高いということです。



警察や家族などに相談するようにしてください。