27日に投開票が行われる衆議院選挙。
松本市や大北地域、長野市西部などを含む長野2区に立候補している3人の訴えをまとめます。
長野2区に立候補しているのは、届け出順に、
自民党・前職の務台俊介(むたい・しゅんすけ)さん、
立憲民主党・前職の下条(しもじょう)みつさん、
日本維新の会・新人の手塚大輔(てづか・だいすけ)さんの3人です。
務台俊介候補:
「生まれ変わった自民党のもとで、この地域・日本が抱える課題をしっかり解決する」
自民党・前職の務台俊介さん。
政治とカネの問題などを通じて指摘された党としての古い体質を、変えていく姿勢を強調します。
その上で訴えるのは、与党議員として地元の課題解決にあたってきた実績と実行力です。
務台俊介候補:
「議員立法で法律作って、国土強靱化基本法基本計画を作って、予算をつけて、そして動き出したってことがある。誰が一番安曇野のため松本のため、この2区のために力を尽くせるかっていうことをね、考えてもらいたいというふうに切に願います」
「これまでの経験を安曇野のために傾注する。そんな仕事をさせていただいております」
この日は、現在も住んでいる出身地の安曇野市を遊説。
地元への思いをアピールし、地域の声を国政に反映させると、力を込めます。
昼の休憩では、遊説中に目に留まったくだものの話題に。
務台俊介候補:
「柿ジャムとか…そんなことできないかなと。だって柿って、『柿が赤くなると医者が青くなる』って言われるくらい。安曇野の特産物にできないかなってちょっと思うんだよ」

務台俊介候補:
「一極集中を是正するために、制度的な手を打たないといけない時代になっている。首都圏の大学のサテライトキャンパスを全国に配置する、これを政策をもって実現することが大事ではないかと思います」
「山・里・人を元気に!」というスローガンのもと、東京一極集中の是正や再生可能エネルギー活用の促進などを公約に掲げます。
「ありがとうございます」
務台さんが力を入れるのが、毎日開く個人演説会。
過去2回は小選挙区で敗れ比例復活での当選で、支援者と危機感を共有し、陣営の士気を高める狙いがあるといいます。
務台俊介候補:
「『務台さんを支えることがこの地域が元気になることだ』と思ってもらえるように頑張ります」
下条みつ候補:
「普通の生活をしている人、子育てをしてる人、学校で勉強してる人、そういう方々の1人ひとりの声をここで拾い上げていきたいと思っています。自分の気持ちを政治にぶつけていただきたい」
立憲民主党・前職の下条みつさん。
3年前の前回選では立憲・共産・社民の野党統一候補として戦い、県内の小選挙区で唯一、与党候補を破って議席を獲得しました。
2区では「市民と野党の共闘」体制が今回も継続。
つなぎ役となっている、市民連合の関係者も応援に入るなどして支えます。
下条みつ候補:
「政治はね、皆さん、皆さんのものです。皆さんが今まで払ってきた税金の使い道、これを決めるのが今回の総選挙であります」
下条さんが力を注ぐのは、選挙カーを使った遊説です。
「ありがとうございます!よろしくお願いします!」
あえて住宅の近くを通る細い道を選び、エリア内を網羅するようくまなく回って有権者に直接語りかけます。
下条みつ候補:
「庶民党だと思ってるんで、普通の方々にやっぱり直接訴えることが今大事だと思いますし、尊敬する羽田孜先生が壁に向かって話し続けるんだぞと、それがやっぱり必ず通じるからって」
なじみの飲食店で昼食に選んだのは、げんを担いで、チキン“カツ”。
下条みつ候補:
「チキンカツ・トンカツ・トンカツ…あ、トンカツ・チキンカツか。3日連続。勝ちたい!」

下条みつ候補:
「正しい政治をやりたいと思ってます。そして何としても困った人たちのために減税を、私は政府に突っ込んでいきたいと思います」
自民党の裏金問題を追及し、公約には消費税・所得税の減税や福祉・子育て支援の充実などを掲げます。
下条みつ候補:
「信念をぶらさず、誰のためにやっているかを訴え続けていきたいというふうに思います」
手塚大輔候補:
「手取りの収入が下がって物価が上がって、皆さん生活苦しいじゃないですか。にもかかわらず、これだけ何も政府はしないのか。これ以上の負担を安易に押し付けないように政府に対してしっかりと声を上げていかなきゃいけない」
日本維新の会・新人の手塚大輔さん。
衆院選への挑戦は3度目で、既存の政治や仕組みへの不満を受け止めると訴えます。
手塚大輔候補:
「8年間しっかりやってきましたので、その蓄積の延長線が、今回の選挙だと思いますので、急な選挙ではあったのですが準備もできておりますし、正々堂々と受けて立ちたいと思います」
「おはようございます」
手塚さんが8年前から毎朝続けてきたという街頭での辻立ちは、選挙期間でも活動の柱。
公示後最初の週末は、終日辻立ちをメインに活動することにしていて、幅広く支持を広げていく狙いです。
「こんにちは…ありがとうございます!」
特定の支援団体がない政党として、“しがらみのなさ”を強調。
党所属の地方議員とともに、総力戦で挑みます。
この日は事務所に戻って、昼休憩。
早々に弁当を食べ終えると始めたのは…
手塚大輔候補:
「一気にこう…やるじゃないですか。こんなことできても1票分にならないのに!これを7万枚やらなきゃいけない」
ポスティングなどで配るビラに自ら、選挙広報用のシールを貼っていきます。

手塚大輔候補:
「我々は皆さんの手元から出ていくお金を減らしていく、そして将来世代にしっかりと投資を行い、この教育の無償化を実現する」
公約には、教育の完全無償化や消費税・ガソリン税の減税、社会保障制度改革などを掲げます。
手塚大輔候補:
「現状維持というものはもう限界だと思いますので、ここでしっかりと議席を獲得させていただいて、この中信地域からしっかりと改革をしていく」
再び三つ巴の戦いとなる、長野2区。
各候補が訴えを重ねます。














