アフリカで飢餓に苦しむ人たちにコメを届けようと、滑川市の田んぼに植えられたコシヒカリが収穫の時期を迎え、12日地元の園児たちが稲刈りを行いました。

この取り組みは食糧難が続くアフリカのマリ共和国の人々を救おうと、富山県内の労働組合でつくる「食とみどり・水を守る富山県民会議」が毎年行っているもので、ことしで21回目を迎えます。

12日は地元のやなぎはら保育園の園児たちが、ことし5月に自分たちで植えたコシヒカリのイネを慣れないかまに苦戦しながら刈り取っていました。

そして地元の人が事前に乾燥させたイネで、昔ながらの脱穀機を使った脱穀の体験をしていました。

記者:
「どうですか、稲刈り?」
園児:
「楽しかった」
園児:
「むずかしかった」「おててつかれるから」

記者:
「どうやって食べてほしい」
園児:
「おいくしく(たべてほしい)」

記者:
「食べてどうなってほしい」
園児:
「元気になってほしい」

収穫した支援米およそ210キロはことし12月にアフリカのマリ共和国へ届けられます。