架空の業務委託費を計上して法人税1億円余りを脱税したとして、東京地検特捜部は東京・港区にある不動産会社の実質経営者らを法人税法違反の罪で起訴しました。
法人税法違反の罪で東京地検特捜部に起訴されたのは、港区の不動産会社「白金メディカルサポート」の実質的経営者、桧垣成義被告(83)と、この会社の確定申告に関わった公認会計士の戸田典尚被告(66)です。
桧垣被告らは架空の業務委託費を計上するなどして2021年までの2年間におよそ4億3600万円の所得を隠し、法人税およそ1億600万円を脱税した罪に問われています。
また、「白金メディカルサポート」に対するウソの請求書を作るなどして脱税を手助けしたとして、会社役員の中山茂被告(68)も法人税法違反ほう助の罪で起訴されました。
特捜部は桧垣被告ら3人の認否を明らかにしていません。
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